神楽坂+おとなの婚活流儀

婚活応援レポート

2011.10.20 【世話オバブログ#05】サラリーマンの独身男性 ロックにはまって、ロックバーにわんさか

第5回 に引き続き、チャイがサラリーマンロッカーのNさんにインタビューしてます。

チャイさんです

Nさんのバンドの曲の中で、「100万回生き返っても○○がなければ意味が無い
というタイトルの歌の前、会場に「あなたの○○は何ですか」という質問に対して、
世話おばのMさんは、迷うことなく「金」と言ってましたっけ。
私は、横で考え込んでしまったけど…。
Nさんは、テレも無く「愛だぁ~」って言って歌いだしたもんだから、思わず質問?

○の中ははて何でしょう?

C:何故ゆえに愛ですか?

N:佐野ようこの「100万回生きた猫」という絵本があって、皆から愛されるけど
自分からは人を愛せない猫がいて、成仏できないから100万回生き返るんだけど、
最後には自分の好きな猫を見つけて幸せになって死ねるという話しをベースにした
歌で、純粋な愛がいいなーと思って。

Don’t cry ! 泣いちゃいけない

猫は何故、100万回生きかえるまで愛する人に会えなかったのか。
猫を愛した人たちの愛は愛じゃなかったのか?
純粋な愛ってそうそう無いってことなのか、人を愛せよ!ってことなのか…。
純粋な愛って、時として、相手の気持ちに打算的な部分が見えたりしたときには、

逆に結婚にとってのハードルになってしまうのかな?
C:結婚したいと思ったことはありますか?

N:実家(岩手)に帰ってから東京に戻ってくると、一ヶ月位は寂しいし、
一人で暮らしているのがおかしいんじゃないか?と思うくらい。
今回の震災でも、誰かとつながりたいって思いが強くなった人が多いっていうよね。

Nさんのバンド名。you cubeで見てね!

そういえば、私も地震のときには独りが不安でお友達の家に泊めてもらったな。
そして、実家や兄の家に遊びにいったりして家族にどっぷりつかると、自宅に
帰ったときに独りの寂しさを痛感しちゃう。人のことは言えないけれど、
それなら早く結婚しましょうよ~!!
ところで、震災以降、子供ができた夫婦が増えているらしい。
種の保存に対する無意識が引き起こしているのかしら?

渋いボーカル

C:どうして今まで独身なんですか?

N:岩手から10年前に再上京し、こちらに来てからしばらくは孤独な生活を送って
いたんだけど、30代半ばにSNSに誘われ、地域の集い(主に中央線つながりです)
に参加する機会を得て。
時はまさにSNSバブルで、爆発的に知人友人が増え、その中には自分に興味を
持ってくれる女性もいたんだけど……、それは総じてダメ男好きで……
自分で自分を立派だとは思っていなかったけど、ダメ男とも思っておらず、
そのことを認めるのに数年かかってしまい。。。。。。

C:ダメ男って… いまだに引きずってるんですか?

N:今、自分の中で一番駄目な部分は『決められないこと』だと自覚してる
決めてしまうのが怖いというか。そのうち、「う ~ ~ ~ ん」とうなっている間に
相手の心を傷つけ、やがては愛想をつかされるという負のパターンにはまって
しまい、以来、会えない人を増やすことへの恐れから、新しい出会いが苦手に
なり、それは悪化の一途をたどっている状況で…… 優柔不断かつ受身体質の頑固者。どうしようもなさを自覚する毎日..

ライブも終わってやれやれ

40歳にもなれば、深さはいろいろだけど、恋愛の傷ならいくつかはあって、
何故か同じことを繰り返してしまう自分に自己嫌悪し、結果、恋愛に臆病に
なる気持ちはよーくわかります。
でも、私は40歳になって不思議とふっきれたかな…女は強し!!
ってやつですかね ハハハ……

家事もばっちり協力してくれそうですね

しかし、今回のあまりの独身男性の多さに、世話おばのMさんから
「この世の中にこの人達しかいなかったら、この中で誰がいいの?
あの人なんか良さそう、あの人はうーん危ない感じ、野生の感でどう?」と
迫れ、ピンと来ない私。

そういうメスとしての“感”に欠ける、そして、
Nさんも私も『決められない』から、未だ独身なのかもしれない……