神楽坂+おとなの婚活流儀

縁活をめぐる冒険

2018.06.16 第23回 ヤッホー!たまには近場にハイキングへ行こう

みなさん、こんにちは。
世話焼きネエさんのロミコです。
東京近郊に住んでいるみなさん、どんな休日をお過ごしですか?
今回は、神奈川県の東逗子付近にある鷹取山のハイキングコースをご紹介します。
数年前から、山に登る女子イコール「山ガール」という言葉が使われ始め、今ではすっかり浸透していますね。アウトドアブランドに限らずアパレルでも、こぞってファッション性と機能性が高いウェアやグッズが続々と発売されており、山ガールたちをトリコにしてやみません。

今回は気持ちの良い5月の風に誘われて!?運動不足のロミコも、ついに「山オトナガール」デビューです(というほど大げさな山登りでもありませんが)。

品川から京急本線で、追浜駅(おっぱま)駅まで約1時間で到着です。

今回のルートは、追浜駅スタートで鷹取山を目指し、神武寺駅ゴールの約2時間のコースです。

この日は快晴で絶好のハイキング日和です。

駅前の雰囲気

駅前の雰囲気

駅前の商店街のアーケードを通り、途中から住宅街の方へ進みます。
道すがら、崖下に小屋があり、中には石塔がありました。

ネーミングにビックリ「首切り観音」

ネーミングにビックリ「首切り観音」

江戸時代の凶作続きの頃に、この界隈では犯罪が横行し、たくさんの犯罪者がこの近くで処刑されたそうです。その後、人骨などが発見され、地元住民が供養碑を建てたそうです。お花がきれいに飾られて、地元の方々に大切に祀られていることを深く感じました。この町の歴史の一片がうかがえます。

少しずつゆるやかな上り坂になっていく閑静な住宅街を歩き続けているとすでに少し疲労困憊感あり、無事にコンプリートできるのか、不安な気持ちになりました。山はすぐ目の前にあるのに、登り口がすぐに見つけられません。こういう時に、ふたりだと気持ちが和らぎますね。トンネルを抜けると、ようやく鷹取山への階段を発見しました。

ヤッター!階段がありました~

ヤッター!階段がありました~

階段を上ると、そこは別世界。垂直に削られた石山にすっぽりと囲まれた広場があり、緑の木々の隙間から光が差し込む、なんとも神々しい光景です。

鷹取山全体が、凝灰岩(火山灰が蓄積してできた岩)でできた岩山で、明治から昭和の時代にかけて、さかんに石材が採取されたので、このような絶壁な岩山がゴロゴロ残っています。

疲れと弱音が吹っ飛ぶ美しさ

疲れと弱音が吹っ飛ぶ美しさ

こちらの岩肌にある無数の穴は、ロッククライミングの練習で打ち込まれたハーケン跡だそうです。

すごい数の穴に唖然!

すごい数の穴に唖然!

山道に入ると、グーグルマップもアバウトな表示になったので、少し迷いながらも、大きな岩山の裏側に大仏様を発見。想像以上の大きさに圧倒されます。お顔立ちはとても柔和で、安心感があり、とても癒されます。古いものかと思いきや、昭和40年代に作成された弥勒菩薩尊像だそうです。自然と調和したこの美しさは、一見の価値があります。エキゾチックな雰囲気が、まるで東南アジアのどこかに訪れているような気分にさせます。ハイキングのコンプリートを祈願して手を合わせます。

巨大磨崖仏(まがいぶつ)

巨大磨崖仏(まがいぶつ)

キュートな野鳥の鳴き声をBGMに山道をしばらく歩くと、鷹取山公園の広場に到着しました。お手洗いやベンチなどあり、お弁当を食べている方もいらっしゃいました。ロミコ達もコンビニで購入したアーモンドチョコなど食べて栄養補給。ゴールデンウィークと思えないほど、人が少ないのも嬉しいです。これから展望台を目指して、もうひと登りです。

展望台が見えます

展望台が見えます

展望台までは、階段で上ることができます。かなり風が強いですが、海抜139メートルからの眺めは最高です。

360度パノラマの絶景が楽しめます

360度パノラマの絶景が楽しめます

これからハイキングの後半戦がはじまります。神武寺(じんむじ)を目指して、下山していきます。

鬱蒼とした森の中を進んでいくと、鎖場コーナーが見えてきました。道というより、岩肌に打ち付けられた鎖をつたって歩きます。スリル満点かとおもいきや、実際やってみると運動不足のロミコでも、スイスイ忍者気分で進めました。

鎖場は一番の見せ場!?

鎖場は一番の見せ場!?

鎖場を過ぎると、木々に囲まれた岩が多い山道になります。高尾山ほどには整備されておらず、古くから人々が歩いた跡が道になっているような場所も多々あり、人の手が入りすぎていない自然な雰囲気もまた魅力の一つだと思いました。

ようやく神武寺に到着し、ほっと一息つきました。

神武寺の説明書きによると、山のふところにあることから、古くから山岳信仰の霊場で「こうのたけ(神之嶽)」が寺名の由来だそうです。

神武寺の楼門

神武寺の楼門

階段の下にはかわいらしいお地蔵さんが並んでいます

階段の下にはかわいらしいお地蔵さんが並んでいます

ジブリー!と叫びたくなるかわいさに、思わず笑みがこぼれました。

本堂は立ち入り禁止のようですが、静けさに包まれた美しい山寺に鎌倉幕府の源頼朝も魅了され、この険しい参道を登ったのかもしれない。などと、妄想しながら、シダ系の植物が多い緑の深い参道を下って行きます。

小川が流れ、とても空気が澄んでいます

小川が流れ、とても空気が澄んでいます

山道から抜けると、いきなり老人ホームがありました。カラフルな「まごい」や「ひごい」など、鯉のぼり群がおもしろそうに泳いでいます。

スイスイスイ

スイスイスイ

下山したところに「池子石」の石切り場跡に関する説明書きがありました、老人ホームの裏庭に明治末期から大正にかけて石切り場があったそうです。ロミコたちが歩いていたところ、老人ホームの職員さんがタイミングよく出てこられたので、石切り場跡の見学ができるか聞いてみると、快く快諾してくださり近くまで連れて行ってくださいました。

老人ホームの裏山は自然のまま、草木に覆われていました。奥へ進むと、きれいに石が切り出された洞窟が現れ、ちょっと肌が粟立ちました。

洞窟の壁には俳句が刻まれています

洞窟の壁には俳句が刻まれています

ふりむけば うしろにも居り みちおしえ

ふりむけば うしろにも居り みちおしえ

「みちおしえ」とは、ハンミョウという甲虫で、ひとが歩く先に止まる習性があるそうです。当時の職人さんが彫り残したものなのでしょうか。

説明書きにあるので、観光スポットなのでしょうが、老人ホームの裏庭にあるので、滅多に人が来なさそうな、ちょっとさみしげな雰囲気が、とても印象に残りました。

ラストスパート、ゴールの神武寺駅を目指して歩きます。
住宅街を抜けて、一般道路を歩いていると、先ほどまで見て来たものが、歩いたことが、まるで夢をみていたような、非日常空間が体感できるハイキングでした。

ゴール!2時間でコンプリート、神武寺駅に到着

神武寺駅は、京急線ののどかな駅ですが、米海軍専用改札口があることに驚きました。改札の奥は、「アメリカ」です。さっきまで、どっぶり日本の風景に浸っていたので、そのギャップがおもしろい。

ここもまた逗子

ここもまた逗子

スマホの万歩計をみると、歩数は14,000歩上った階段56階という驚異的な数値が記録されていました。ほぼ、池袋サンシャイン60を上ったくらい!?

また、山道に入る前に住宅街を歩いているときには、すでに疲労感を感じていましたが、山の空気(マイナスイオン!?)が、自然が、サプライズが、仏様がロミコをリフレッシュさせたのでしょうか。最後はそれほど疲れておらず。きっと無我夢中だったのでしょうね。
帰りに、蒲田で途中下車して餃子を食べて帰りました!

さいごに

山歩きはいつもと違うお互いを知る良いチャンス、

コンプリートした時は、とても清々しい気分になれますよ

帰りに京急蒲田で食べた山登り後の餃子は格別でした(笑)

オトナの2人のために、

「ヤッホー!」といえば、「ハイホー!」と返してくれる

二人が急接近できるような、そんなスポットをご紹介

ぜひぜひ、訪れてみてくださいっ

By ロミコ