神楽坂+おとなの婚活流儀

40オトコに教えてもらった婚活の教訓

2011.05.30 連載40オトコ<第1回> 会わなきゃなにも始まらない

こんにちは、33歳、独身(オンナ)婚活をはじめたばかりのニコです。
結婚を急に意識したきっかけは、10歳下の弟の結婚。
挙式の新郎挨拶で、「今日ぼくは、愛されて育ったことを実感しました」
と言っているのを聞いて、
わかいのに愛情をきちんと還元しながら生きていて すごいなーと感心したんです。
独身だと、生活がひとりで完結しちゃうことが多いから。

そんなふうに考えはじめた時、「せわやきおばさん会」の隊長から、
40歳の男性に会って話を聞いてみない?という、誘いというか指令を受けました。
「せわおば会に、もっと男性を呼びたいの。女性は自分から動くけど、男はひっぱりださなきゃ腰をあげない。セッティングするから、40オトコの胸のうちを聞いてきてよ。結婚についてどう思っているかさ」

取材場所の喫茶店に現れたのは、編集者のYさん。43歳。
ジーンズに落ち着いた緑色のカーディガン、こざっぱりとした印象のひと。

N:休みの日にありがとうございます。いつもは走っているんですか?
(↑私がしっている唯一の情報)

Y:走るのは大会の前だけ。走るのいいよ、やせるしね。

N:(私も出版社に勤めていますが、)平日なんて時間なくないですか?

Y:そりゃあ、もう。

と、さしさわりのない会話をしていると Yさんに言われてしまった。

「……おれ、こわい?」

いいえ、と答えはしたが、そりゃこわいですよ。
初対面だし、おだやかそうにみえて、ちゃんと虎視眈々としていそうだったから。
それで、Yさんの趣味は、マラソンのほかに山登りだそうで、
好きな女性のタイプは、「好きなことをやっている人」

どうして結婚しないんですか?

Y:結婚しないっていうより、前の彼女と別れたからさ。

彼女さんとは、彼女が海外へ行くというので別れたそう。
三年半付き合って、一緒に住んで……。

Y:そんなきれいな別れ方じゃないよ、いっしょに暮らすとね。

N:やりたいことできる最後のチャンスですものね、この年になると。

Y:というより、もうちょっと下かな。

というと、まさか20代? そうですか。以前は年上の人と付き合うことが多かったそう。
その後は、地震の話なんかをしたけれど、まあしかし、肝心なことはちっとも訊けなかった。
すぐにでも結婚はしたいか、とか(子供は欲しいって言ってたから、結婚はしたいんだろうな)、
こんな性格ができてそうな人でも、彼女と別れるときにはごねるんだろうか、とか。

隊長、役にたたずにすみません、と反省しつつ私がYさんにお会いして、
とても良かったと思っていることがある。
ベタだけれど、人って実際、会ってみないと分からない、
プロフィールなんてあてにならないということ。

わたしは、25、26の時、わかいこが好きな40おじさんが大嫌いだった。
仕事相手のおじさんにアパートの玄関の前でずっと居座わられたり、
大学生の時、新宿でサラリーマンに「いくら」って聞かれて腕をつかまれたりしたから。
どんなにやさしそうでも、おじさん=いやだった(こわかった)。
そんなことはすっかり忘れて、Yさんを見ていると浅黒い肌は、ふっくらつやつやしてて、ヘビースモーカーなのにどうして?ってくらい肌がきれい。
走ればこんなふうになれるのなら、私も走ろうかな、と思ってしまう魅力がある。

「40代の男性」、「前の彼女は20代」って紹介されたら、今までなら、
ひややかな視線を、心の中でおくっていたけれど Yさんには、わたしのそんな偏見を、見事にくつがえされてしまいました。
知人に誰かを紹介されるときって、こういうプロフィールが気になりません?
いい人だけど転勤が多い、いい人だけど大学出てすぐに結婚して今はバツイチとか、やっぱり、会ってみないと分からないことって多いんですね。

今回の反省を踏まえて、次からはちゃんと40オトコの方々に結婚に関する
アンケートをとらせてもらいたいと考えています。

奥さんや彼女とは趣味を共有したい?
料理は好き? 他人から褒められることは?
両親はちゃんと大事にしている?
などなど、ぜひご協力おねがいします。