神楽坂+おとなの婚活流儀

おめでとうインタビュー!

2013.07.28 <第5回>円満夫婦に聞いてみた!~結婚したらこだわりが減った~

円満夫婦連載5回目、今回は私の長年の友人Aさんにお願いしました。
Aさんは外資系の広告代理店でWEBのディレクションをしています。

残念ながらこの日はご主人がお仕事(システムエンジニア)ということで
奥さんであるAさん単独インタビューに。
でもなかなか興味深いお話が聞けましたよ。

 

ランチ後、ついパンケーキも食べちゃいました

ランチ後、ついパンケーキも食べちゃいました

——結婚してどのくらいだっけ?3~4年?

 A  3年?あれ?4年かな。
その前に1年半くらいつき合ったと思うんだけど、もう忘れちゃうねぇ。
結婚したの7月だったから今年で4年か。
あれっ、そういえば今月結婚記念日だわ。
おまけに過ぎちゃってる!
あはは、私もO君(ご主人)もすっかり忘れてた~(笑)

——知り合ったのはお友達の紹介だったよね。
どうやってセッティングしてくれたの?

 A  そう、私の大学時代の友達Hが高校時代の同級生を紹介してくれたの。
Aちゃんに合いそうな人がいるって。
どんな人って聞いたらダンディな人って。
それはちょっと会ってみたいかなぁって思った(笑)
だけど、その後はお互いの連絡先を教えてくれただけで、後はお二人でどうぞって感じ。

——えっ!?それだけ?普通三人で会ったりしないの?

A いや、結果的にそれがよかったんだよ。
紹介してくれた友達Hのことを私もOくんも信頼してて
『Hが紹介してくれるんだから』ってなんとなく思ったから。
向こうから連絡が来てメールのやりとりを1週間くらいしたかな。
でも、それでなんとなく変な人じゃないな(笑)とか、
まじめな話ができそう、とか思って会うことにしたの。
予約をしておいてくれた銀座の和食居酒屋で食事をした後、ビリヤードしたんだった。
けっこう上手かったからきっと見せたかったんだねぇ(笑)
最初から1対1で会ったのがよかったと思う。
「あとは二人で。気に入らなかったらやめちゃって!」とメールアドレスを
送ってもらっただけ。
友人を介さなかったから気を遣うこともなく、
気楽な気分で会えたしね。

——そうかもねえ。三人だとどうしてもHさんを介しての食事会になっちゃうもんね。
当たり障りのない感じというか。
二人だとお互いしかいないから最初から距離が縮まってるもんね。
それでつき合ってから結婚するきっかけはなにかあったの?
決め手っていうのかな。

A う~ん、まぁ年齢かなぁ
つき合ってしばらくしてからいっしょに住み始めたんだけど、
二人とも同じ年だし、周りもいい加減どうにかしたらみたいな感じになってきて。
あと、決め手というわけではないんだけど、
うちは祖父が小説家で父も文章を書いたりするのが好きで、
私はそのセンチメンタルな感じがどうにも昔から苦手だったの。
自分で感傷的な気分を盛り上げる、みたいなところが。
そういう人とは結婚したくないなぁって思ってたんだよね。
それでセンチメンタルとはほど遠いO君がいいと思ったの(笑)
だけど無神経ではないし、おだやかだし、かなり楽観的。
無人島でも生きていける感じの人。

——面白いねえ。センチメンタルじゃない、でも意外に男の人に多い気もするなぁ。
おだやか、楽観的なのはいいねぇ。
結婚してみてどう?

 A 家にいると冗談ばっかり言ってて面白いよ。
家事も分担してくれるし、会社での話もうまく聞き流してくれるしね。
あ、でもただひとつ欠点が・・・。彼は片付けが苦手なのよ。
お互い一人暮らししてて最初に私が今の部屋に移って
後日引越してきたあまりの向こうの荷物の多さにびっくり。
歴史好きだからそういう本とか、あとはDVD、ゲーム類。
でもなんか、最近はどうでもいいかなぁ。
私も相当散らかしてるし。
結婚したら細かいこだわりみたいなのが減ったの。
いろんなことに寛容になった
というか。
些細なことだけど、例えば一人暮らしの時は
タオルはアイボリーで統一しないと、みたいなとこが
あったけど、向こうはそういうの一切ないから
どんどん柄物のタオルとか買ってきちゃうわけ。
「Aちゃんの分も買ってきたよ」とか言って(笑)
最初は部屋にバラバラの統一感のないタオルが混じるのが慣れなかったけど、
今は全然気にならない。
向こうはグリーンが好きで、グリーンのタオルも増えてるんだけど、
なんだかグリーンもいいじゃないって思ったりもする(笑)

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今回お会いできなかったご主人Oさんの
お母様のご実家は沖縄で、100歳近いおばあさまもみんなお元気だそうです。
沖縄のおおらかさがOさんに受け継がれているのかも。
いいですねぇ、結婚記念日も忘れるくらい、結婚生活が自然ってことです。
久しぶりに会ったAさん、すごく楽しそうでした。
あと、こだわりが減ったってすごくいいですね。
こだわるっていい時もあるけど、実はけっこう自分をがんじがらめに
してしまうこともあるのではないでしょうか。
大事なことはゆずらないけど、その他は寛容に適当にっていうのが
結婚にももちろん、生きていく上でも楽になれる方法のような気がします。