世話オバスタッフは以前、西荻窪でカフェギャラリーを
9年ほどやってました。
その時にお店を手伝ってくれていたUさんは
美人で人柄も良い素晴しい女性で独身。
そのUさんに、3歳年上の私の元職場の後輩を紹介して
交際5年を経てゴールイン!
美男美女の絵に描いたようなカップル誕生!
まさか今、世話焼きをメインに活動するとは思いもよらなかったけど、
考えてみたらこれって「世話焼き第一号夫婦」??
あれから10年、久々にUさんに近況を伺いました。
O:「ところで今さらだけど、どうして5年も
付き合っててちゃんと結婚しようと思ったの?」
U:「ちょうど父親が急病で危篤になって、ICU(集中治療室)には
家族しか入れなかったんだよね。だからF氏(ご主人)は入籍してないから
入る事が出来なくて、それでも毎週毎週お見舞いに来てくれて。。。
彼の姿を私の母親が見て「結婚しないの?」って。 」
O:「F君(後輩なので“君”)ってマメだよね~」
彼は長身でなかなかのルックスなんですが、悪く言えば性格が地味。
なぜか外見ほどモテず、Uさん紹介した時も暫く彼女ナシだった。
U:「父親が亡くなって、彼が喪があけるまで
待っててくれて1年後に結婚したのかな。」
O:「お父さんに花嫁姿を見てもらえなかったのは残念だったね~。」
(Uさんは3人兄弟のひとり娘)
U:「でも亡くなる1月前に「どういうやつと付き合ってるんだ?」って聞かれたから
ちょうど彼が(F氏はグラフィックデザイナー)父親の大好きな歌手のジャケットを
デザインしていて名前もクレジットされてたから「この人だよ!」って教えたら
とても安心したみたい。」
何と言うか、めちゃいい話で思わず目頭が熱くなりますわ==(ノ△・。)
F氏はフリーのグラフィックデザイナー。
Uさんはお嬢さん育ちなのでバイトをマイペースでこなすという生活に
オバは心配しましたが、お金というものは少ない方がお互い助け合って
つつましく暮らせるものだと感じます。
この2人、10年経った今でも中むつましく、現在は念願だった犬を飼い
暮らしていて「そろそろ小さなお家を買おうかな~」とやっぱりのんびりペース。
今は男性の方が「養っていく自身がない」
「年収が少ない」「将来が不安」そういった気持ちで
結婚に前向きになれないと言われます。
でも収入が少ないからこそ2人で助け合えば2倍。
節約もはかどるのではないでしょうか。
フリーや派遣も増えている今日、そういった職業も受け入れて
“パートナー”として共同生活するというのは新しい
結婚のスタイルになるかもしれません。
O:「結婚して良かったって思う事は?」
U:「やっぱり安心かなぁ~~~。病気をしたり、家族の事があったりした時
自分よりも私の家族を優先してくれたりしてくれて本当に感謝してる。
もし別れるとしたら私の方が捨てられるって言うパターンじゃないかな?」
いやいや私、F氏のことはよくわかってます。(元同僚なんで)
彼は前述したように外見や職業のような華やかさはなく、堅実な男!
死ぬまでUさんひとすじだよ、絶対!!!
逆にUさん、彼を捨てないでね~~~~
結婚10年目、ちょっと贅沢したい時は2人で王将!
指輪も海外旅行も望まないというUさん。
「足るを知る」そしてお互いに感謝出来る関係、
本当に素晴らしい夫婦になっていて私達は嬉しいです!!!
当時から世話焼きの才能があったんだわ!
と自負してしまう私たちでした。
テヘヘ(*´σー`)