みなさん、こんにちは。
世話焼きネエさんのロミコです。
東京近郊に住んでいるみなさん、秋の気配を感じる今日この頃ですが、どんな休日をお過ごしですか?
少し涼しくなって動きやすくなるこの時期、気候も良いので、いつもより少しアクティブに行動したい気分になりますね。
今回は、埼玉県の秩父エリア(川越と秩父の間)にハイキングへ行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
昨年、「山オトナガール」デビューをしたロミコですが、一年ぶりに一日限り(まるで月下美人!?のようですね)の復活を果たしました。
(昨年のハイキングは、ロミコのブログ記事「第23回ヤッホー!たまには近場にハイキングへ行こう」をご覧ください)。
今回のコースは、東武竹沢駅からスタートし、官ノ倉山と石尊山を登頂し、下山後は酒蔵とブリュワリーに立ち寄り、東武竹沢駅の隣の小川町駅がゴールというプランです。
池袋から東武東上線に乗り、約1時間15分で東武竹沢駅へ到着しました。
駅前はとても静かで、のどかな風景が広がっています。
この日は快晴で絶好のハイキング日和です。
まずは、駅の近くで見つけたお地蔵様に無事にゴールできることをお願いしました。
最初に、官ノ倉山へ向かう途中にある1721年築の県内最古の建造物「吉田家」へ向かいます。
なんと、国の重要文化財建造物だそうです。
駅からの道は農家さんの家が続き、どちらの庭先にも可愛らしい花々が咲き乱れています。
20分程歩くと、ゆるやかな坂の上に藁葺屋根の田舎家が見えてきました。
近くには駐車場も完備され、このあたりの主要な観光スポットのようです。
10時オープンなので、室内は見学できませんでしたが、ホームページ情報によると、囲炉裏を使ったお料理などが頂けるそうです。
外観から当時の農家さんの暮らしの様子を、少しだけ垣間見ることができた気がします。
URL: https://yoshidake-ogawa.com/
吉田家を過ぎると、野原や田んぼが広がり、日本昔ばなしのヒトコマにありそうな田舎の風景が続きます。
まだ山道に入っていないのに、すでに若干の疲労を感じ始めたロミコでしたが、15分程で三光神社に到着しました。
境内には、まるで身を挺してお社を守っているかのような、少し斜めにそり立つ見事なご神木があり、長年この地を守ってきたことが窺い知れます。
こちらの神社は、平安から鎌倉時代にかけて、武蔵国を割拠していた児玉党の諸氏・竹沢氏の子孫が建立したそうです。
そういえば、駅名にも「竹沢」が付いていましたね。
田園風景を10分程歩くと、お抹茶色の大きな池「天王池」が現れました。
近くには、屋根のあるテーブル席があるので、お弁当を食べたり、ひと休みしたりするのにぴったり。
道標が現れ、いよいよ官ノ倉山の山道に突入です。
官ノ倉山は、標高344メートルですが、山頂からの眺めは絶景らしいので、それを楽しみに登り進めます。
はじめは、緩やかな山道から始まり、次第に斜面の角度がきつくなり、途中からロミコの息もぜぇぜぇ、足元しか見られない余裕をなくしたシーンもありました。344メートルだからといって、侮るなかれです。
山道は想像以上に整備されておらず、ハイカーが歩いて作り上げた自然な道です。
山頂に登り切る寸前には、思わず謎の奇声を発してしまいました(笑)。
時計をみる余裕がなかったけれど、山頂までは竹沢駅から2時間弱くらいでしょうか。
ベンチがいくつか置かれ、そのうちの一つには、おひとり山ガールが本格的な山ごはんを楽しんでおられました。
まさに「山と食欲と私」ですね。
アブか蜂なのか、羽音を立て、どちらかの大きいヤツが威嚇してくるので、小心者ロミコは、景色を楽しむ余裕がありませんでした(汗)。
ここから、隣に連なる石尊山を目指します。
一度下山して、また一から登る必要がなかったので、ホッとしました。
約20分で石尊山山頂に到着です。
標高は低くとも、かなり遠くまで見渡せます。
ソロのハイキングもいいけれど、登り切った時に、一緒に登頂を成し遂げたパートナーが近くにいれば、喜びも2倍ですね。
ハイキングのクライマックス!?「鎖場」に到着!
ロミコは、下山で鎖場を通りましたが、石尊山から登る方は、鎖を使って登って行きます。
一歩一歩慎重に山肌に打ち付けられた鎖をつたって、下山していきます。ロミコが降りたところで、登りの方と交代です。
下山後は、キンキン冷え冷えのビールを想像しながら、森の中をウキウキと歩いていると、野鳥の鳴き声や小川の流れる音が聞こえてきました。森林ウォーキングって、とても清々しい気分になり、気持ちが良いものですね。
途中で北向不動尊の前を通りました。急な階段の先には、お不動様がいらっしゃるそうですが、疲労困憊中のロミコは、階段の前で無事登頂の感謝をお伝え、手を合わせるだけと致しました。
後半に続く
by ロミコ