みなさん、こんにちは。
世話焼きネエさんのロミコです。
東京近郊に住んでいるみなさん、どんな休日をお過ごしですか?
肌寒くなってくると、むしょうに「もんじゃ」が食べたくなるのは、ロミコだけでしょうか。
今回はみなさんもよくご存知で、「行ったことがあるよ」という方も多いかもしれませんが「月島」と徒歩圏内の「佃」周辺をご紹介したいと思います。
Google マップでこのエリア周辺をググって見ると、まさに東京湾に浮かぶビッグアイランド!月島、勝どき、佃周辺はもともと東京湾の中にあり、江戸時代と明治時代に埋め立てを繰り返し、現在の地形が形成されたそうです。
有楽町線月島駅近くから、「もんじゃストリート」は始まります。
もんじゃストリートマップによると、壱番街から四番街まであり、約50店舗以上の「もんじゃ屋さん」が営業しています。すごい数ですね(驚)。
弐番街の一部は高層マンションを建設中のようです。
下町のイメージが強いこのエリアにも都市化の波が押し寄せています。
ストリートの横道をのぞくと、そこは昭和な家屋や隠れ家的な昔ながらの飲食店が軒を連ねています。
一方でストリート沿いには、「太郎」、「だるま」や「おしお」のような、和テイストな屋号の店が並び、店頭の混雑状況も様々。
お目目ウルウルな乙女の看板に誘われ「おかめ本店」に入店しました。
ちなみに、「ひょっとこ店」、「國次郎店」という支店もある模様。
定番メニューからモツ焼やニンニクコロコロ焼などのお酒のアテを求める大人向けまで、幅広く取り揃えてあります。店内を見回すと、客層はアラサー以上の大人の方が多い印象です。
まずは、レモンサワーと「モチ明太子チーズ」を注文。
焼き方がわからなければ、お店の方に声をかければ、鮮やかな手つきで焼いてくださいます。
ロミコ達は、具材を円形にしながらドーナツ状の土手を作り、その中に液体を流し込む方法で焼いてみました。
もんじゃがグツグツとしてきたところで、混ぜ混ぜしてイイ感じに完成。
お隣りのアラフィフカップルを真似て「スタミナもんじゃ」も注文してみました。さすが先輩達が注文されただけあり、ニンニク入りでお酒にピッタリ。
上級者の方は小ヘラを巧みに使い、熱い鉄板から直に「もんじゃ」を頂いています。
その所作に思わず見とれてしまいます。
やはり「本場」でいただく「もんじゃ」は格別ですね。
もんじゃでお腹もいっぱいになり、腹ごなしに佃の方面へ歩いてみます。
途中には、威厳のある建物「佃島説教所」があり、まるで佃島へ行く関所のよう。
こちらは浄土真宗本願寺派寺院で、現在は斎場として利用されているそうです。
佃界隈は、徳川家康と交流があった摂津国佃村周辺(現在の大阪府西淀川区佃)の漁師達が、江戸幕府を開いた後に呼び寄せられ、漁業権をもらい、埋め立て事業等を行った歴史背景があるそうです。そして、保存食として佃煮は生まれたんですね。現在ものれんを守り続ける佃煮屋さんが数軒あります。
川から陸に向かって住吉神社の大鳥居があります。
毎年行われる年中行事の他に、三年に一度行われる例大祭の「船渡御(ふなとぎょ)」という神事では、佃の渡しから船に乗せた神輿を運ぶそうです。
ホームページによると、住吉神社内にある船魂神社のご神徳は、船体安全・大漁安全・航海安全という、まさにこの地の歴史を物語っています。
リバーサイドは遊歩道になっているので、ドラマのワンシーンのような景色の中では、いつも以上に話が弾んじゃいますね。
さいごに、
都心からのアクセスが良く、昭和な雰囲気が楽しめる「もんじゃタウン」、江戸の歴史を感じる佃、平成のトレンディドラマ(死語!?)のワンシーンに登場しそうなリバーサイドと、短時間でタイムスリップが楽しめるこのエリアはカジュアルな大人デートにピッタリではないでしょうか。
オトナの2人のために
近場で手軽かつ驚きがあって、お財布にも優しい素敵な街。
ぜひぜひ、アツアツホフホフしに訪れてみてくださいっ
by ロミコ