みなさん、こんにちは。
世話焼きネエさんのロミコです。
東京近郊に住んでいるみなさん、どんなお正月を過ごされましたか?
初詣にはいかれましたか?地元の神社?それとも大きな有名神社に行列?
ロミコは、築地にある波除(なみよけ)稲荷神社と築地本願寺へ初詣に行ってきました。築地といえば、一昨年に場内市場(東京都中央卸売市場築地市場)が豊洲へ移転しましたね。現在の築地は、既存の場外市場が一段と活気に溢れ、インバウンドを中心に食べ歩きグルメスポットとして人気です。
初詣と、食欲を両方いっぺんに満たすという欲張りなロミコです。
まずは、場外市場の奥に鎮座されている波除稲荷神社へ。
こちらの神社では、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)という食物の神をお祀りしており、災難除け、商売繁盛などのご利益があるそうです。地元の方々をはじめ、市場で働く方々に愛されています。
社内には、「寿司塚」、「海老塚」や「玉子塚」など、築地ならではの碑が奉納されていました。築地場内に一号店があった牛丼の吉野家の「吉野屋塚」もありました。
神社に入ると、左右に巨大な獅子頭が鎮座されています。
左側の獅子様は雌で、頭の中には弁財天市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の御神像が収められているそうです。江戸時代の既婚女性をモチーフにしているのか、お歯黒の獅子とはユニークですね。
右側の獅子様は雄なのでしょうか。お姿は大変凛々しく、金歯がキラリと光っています。参拝方法は、木製の願い串に、願い事、住所と氏名を書き、獅子様のお顔の裏側に置かれた籠の中に願い串を納めます。そして、正面に戻り、お正月だからなのか、獅子様の前で、巫女さんが神楽鈴でお祓いしてくださいます。
向かい合う獅子頭のカップル!?がいる神社って、恋愛にも効果がありそうですね。
場外市場は、三賀日も営業しているお店が多く、インバウンドの方々が蟹足や卵焼棒などを片手に歩く姿が散見されました。
迷路のような路地は昭和な風景が現存しており、これもまた築地の魅力の一つですね。敢えて迷い込んでみてはいかが?
続いて築地本願寺へ。
神社とお寺を続けて参拝するというのも、日本らしくていいのではないでしょうか。
古代インド仏教様式を用いた外観はエキゾチックで、浄土真宗のお寺らしからぬ唯一無二の個性的な造りになっています。ホームページ情報によると、建築に携わった伊東博士と第22世法主であった大谷氏は、アジア諸国やシルクロードを旅された経歴があり、その知見が本堂建築に活かされているのかもしれません。
本堂内は天井が高く、とても広々としています。大きなパイプオルガンが設置されており、まるで教会のような雰囲気がしますが、参拝はお焼香スタイルです。
また、玄関ホール近くには、牛、孔雀、馬、猿、象など、たくさんの動物が棲んでいます。参拝後に、動物達を探してみてください。
おみくじや絵馬などがないのですが、新年の目標を記入することができる特製紙札とカラフルなペンが置かれたコーナーが設置されていました。
最後に、敷地内にある築地本願寺インフォメーションセンターへ。
センター内には、ブックセンター、カフェにオフィシャルショップが併設されています。
並んででも食べたいと話題の18品目の朝ご飯が人気の「カフェTsumugi」へ。
朝でも昼でもない微妙な時間帯であったため、比較的空いており、窓際の席でひと休み。
さいごに、
本願寺内に掲示されていた標語「小さな出会いを大切に育てることで 人生において 大きな出会いとなる」が、なんだかジーンと胸に響きました。
男女に限らず、今年も様々な出会いの機会を大切にしていきたいと感じました。
巫女さんにシャンシャンと清めて頂いたおかげか、また新たな気持ちで今年も頑張れそうです。
オトナの2人のために
近場で手軽かつ驚きがあって、お財布にも優しい素敵な街。
ぜひぜひ、参拝に、そしてカジュアルにシーフードを食べに、訪れてみてくださいっ
by ロミコ