今回は交際半年ほどで数ヶ月前に成婚されたRさん(30代前半・初婚女性)のお話です。
Rさんは30代前半、仕事もきちんとして明るくてハキハキして素直、お仕事柄もあってか人当たりの良さも素敵な女性。
ただその感じの良さゆえ自分の気持ちを抑えて人に合わせちゃうんじゃないかなぁとオバスタッフは少し危惧していました。
お見合い・交際を数人と続けて数ヶ月、出会ったのがAさん(30代後半・初婚)。
交際は順調でサクサクと進んだものの、会っても他愛もない話になることが多くなかなか結婚後の話になりません。
4回目のデートを終えた後、Rさんの方から「次回は今後の相談もしませんか?」と提案。
ところが5回目のデートの際に少し雲行きが怪しくなります。
というのもAさんの方から言いにくそうに切り出されたのは
「実家が自営業で(現在は両親がやっている)ゆくゆくは自分もそれを継いで同居をしたいとのこと」
プロフィールにも「同居なし」と書いてあったのでびっくりしたRさん。
人柄もよく穏やかで気になる点もないので交際を続けようと思っていましたが、自分が完全二世帯(風呂も一緒)で育ち、母親の苦労を見てきたことや自分も祖父母に気をつかって育ったので、せめて同じ町内とか少し離れていないと難しいこと、仕事は続けたいのでAさんのご実家の手伝いはできないことを伝えます。
すぐには結論が出ず、Aさんも家族で何度か話し合いを続けます。
オバスタッフもカウンセリングでRさんからの相談を受け、お二人の愛称は良くても結婚となると難しいかもとハラハラ。
最終的にはAさんのご両親から『同居もなし(また、近くに住まなくてもよい)、商売を手伝わなくてもよく二人で好きなようにしてほしい』との言葉をいただき、そこからはトントン拍子に双方のご両親の挨拶も進み、めでたく成婚となりました💑
Rさんは交際中、同居が条件ならAさんとは終わりにしようと思っていて「私は同居なしは譲れない。ただ人によって大事にしたいものは違うしそれは尊重したい。Aさんも自分の人生なんだからそれを大事にしてほしい」と伝えたそう。
今回はRさんが自分の意志をはっきり伝えたこと、お互いに譲れないものがある場合はそれを尊重して交際が終了でも仕方がないという潔さがいい結果に結びついたのかもしれないですね。
そしてAさんもRさんと一緒にいたいと思い、前向きに誠実に向き合ってくれたのでしょう。
末長くお幸せに~。💏