ご挨拶に来てくれてお二人は、紹介したのがなんと3年前で44歳の時!
とっくに卒業されているのですが、あれからゆっくり交際を育まれ
ようやく今年の春に挙式を済ませ、新婚旅行のドイツに行ってきたばかり。
Yさん(ご主人)とKさん(奥様)はともに同じ47歳同士。
結婚歴なし、自宅暮らし、ご主人は男性兄弟の3男という 婚活では難しいと言われる難条件もさらりとクリアして本当に幸せそう。
お二人の近況と、大人婚活のコツをお伺いしました。
オバ:本当に素敵な結婚式ですね~~~。野暮な話だけど、こんな老舗の式場でずいぶんお金もかけたんじゃない?
Yさん:いえいえ、家族だけで30人弱の結婚式、こじんまりと食べながら移動して
お色直しもなしだからそんなに高額じゃないですよ。(笑)
Ipadに入っている写真を見せてもらいながら、とっても素敵なお二人の姿に
なんだか親戚のような気持になって、じ~~~ん(涙)としてしまいました。
オバ:4月29日に式を決めた理由は?
Yさん:5月が仕事の都合で全部ダメで、連休前の祭日だとこの日だけだったんです。祭日だと常に結婚記念日で忘れないですからね。
オバ:Yさんは3男だから最後の息子が売れた!って感じだね。ご両親様もさぞかし嬉しかっただろうね。
Kさん:彼のお義母さんが「19年ぶりの結婚式!」って(笑)間あいちゃったね~~~。
オバ:いくつになったんだつけ?
Kさん:2人とも47歳です。同じ歳だから。
オバ:紹介は44歳の時だよね?すごいカップルだよ~~
お二人はお付き合いが長かったじゃない、それはどうして?
どういう風に交際を進めていたの?
Yさん:2人とも休みが土日で合うから、土日のどちらか会ってました。
必ず毎日メール、2年間 どっちも無理しないでやってたかな。
メッセンジャーとかでささっと、「帰りの電車で何があった」とかね。
電話は逆に好きじゃないので文字で。
オバ:世話オバ的には何だかじれったくて、せかした時もあったじゃない?
それがどうしてとんとん拍子に結婚が進んだのかな?
Yさん:彼女が転職することになって会社が決まったから、通勤が遠くなったんですよ。「じゃぁ引っ越す?一緒に暮らす?」みたいな。(2人はどちらも実家暮らし)それもありました。
オバ:転職先ではドイツ語が堪能な奥様の語学は生かせてる?
Kさん:転職先では別にないけど、新婚旅行はドイツ。
オバ:え~~~素敵!
Yさん:彼女が学生の時に行ってたドイツの街に25年ぶりに行ったんです。
その時暮らしてた寮に行ったり、図書館に行ったり。
Kさん:そう、彼が行こうって言ってくれて。私は全然違うところって思ってたんですけどね。
オバ:優しい~~~~!!!!
Yさん:彼女の転職先に近い駅の不動産屋でポンと決めました。どっちかって言うと即決するタイプなんで。今日のお土産も決めました(笑)
オバ:Kさんは一見、結婚しないタイプかな?って思ってたけどなんで決められたの?
Kさん:趣味とか色々とやってそこがもう頑張れば達成出来るんだって味わった瞬間があったんです。その後、振り返ってみて「今度は婚活をもっと頑張ってみよう!」って。(その時が44歳だったのですね!!)まわりがみんな結婚してたし。
オバ:それまで婚活全くしてなくて、ぱっと決められたのはどうして?
Kさん:最初に会った時から「前から知ってるお友達のような感じ」だったから。
会って1カ月後くらいで「お付き合いしませんか?」って言ってくれたんで。
毎月、こちら(世話オバ)でも紹介があるけどスケジュール合わせるだけでも大変だし、そんなに器用に出来ないタイプなのでしばらくこちら(Yさん)と会うので休会させて下さいって。
オバ:付き合うタイミングの決めては?
Yさん:3回会って、目黒川の飲み屋に行って、、、だったかな?
Kさん:彼はインドアで私はアウトドア。趣味は合わないんですけど
「これはこう思う!」ってはっきり言ってくれるので新たな発見があったりして、話しやすくて、居心地がいい。「縁」ですから、まずは付き合ってみないとわかんないかなというのがあって。
私は次々会うとわかんなくなっちゃう!!1人1人を大事にしたいと。。。
自然体で受け入れる2人を見てると オバは頑張れ!って言いすぎてる?(反省)頑張らない普通のところ、頑張りすぎないのも大事なんですね。
オバ:新婚生活どんな感じですか?
Yさん:今は実習で朝が早くて6時に出てるので、早いんですけど朝だけは2人で5時に起きて5時半に一緒にごはん食べるんです。あとは共働きなので「つくりおき」の本買って作ってもらったり。
オバ:2人とも自宅だったから家事はダメでしょ?
Yさん:。。と思いきや、やってますよ!!(笑)洗濯も掃除も。彼女が日・月休みですよ。土・日休みの自分が先に休みですから、たまってると気持ち悪いじゃないですか。
オバ:やって!って言うの?
Kさん:いや~、別に。。。。
オバ:Yさん、実家にいたときはどうしてたの?家事やってたの?
Yさん:いや、何もしていです。(余裕の顔)
オバ:ええ===すごい!こんな男性いるんだ!!!!
Yさん:帰ってくるのが彼女が遅いときは先に冷凍の餃子を焼いておいたりとか。
焼くだけですから~、順応性はあると思いますよ。
オバ:結婚して良かったでしょ!
Kさん:会社で女子社員に「楽しそうだ」って言われてるらしいですよ。
変わったって言われる。会社の女子は「話しやすくなった」って。
オバ:それはわかるわ!結婚すると男の人の方が変わるのよ、男の成長が全然違う。表情も落ち着いて「いい男」になるんだよね、不思議。
Kさん:よく「結婚して楽しい」って聞いて「ホントか?」と思ってんですけど、本当に楽しいなって(^^♪ 何がって言葉言えないんだけど。。。。
日々何かはあるんでですけど、お付き合いしてて美味しいもの食べに行ったりどこかに行ったりそれもいいんだけど、単なる楽しいだったら確かに「お付き合い」まででいいだろうけど。。。結婚生活は毎日色々と相談が出来たり、お話し出来たりするのが居心地がいいので、今がいいですね。
結婚するとかしないとかは「流れ」かな、その「流れ」にのって人生の中のどういう風にするかの中で結婚もあるかな。
オバ:「流れ」があるのに引き返す人いるじゃない?
Kさん:うん、「流れ」には乗るだけ。その機会があればそれにのる。スイッチをそちらに入れただけなんです。
う~ん、どこまでも自然体で優しい空気が流れるお二人。
「流れにのる」って簡単そうで実はとっても難しいという事を身に染みているオバとしては、婚活のセオリーをことごとく覆して幸せになっている二人が人間としても成熟した「大人のカップル」だと感じました。
相談会の質問で
「成婚率は?」
「会員は何人くらい?」
「男性の数は?」
と質問する方が多いのですが条件が整っているからと言って、そこに自分の幸せがあるわけじゃない。どうか、そんな“殻”を破って本当の縁を見つけて下さいね。